吾唯知足

好きなときに好きなことをかく

AD-LIVE 10th Anniversary stage~とてもスケジュールがあいました~

 

 

10周年の大千穐楽で37564BAD ENDが繰り広げられるとは恐れ入りました。これぞアドリブですね。

 

…で、片付けて良いものなのかどうかは要審議ですけど。
正解はないアドリブ舞台なのでBAD ENDも有りとは思うけれど、大団円ENDルートも観たかったー!
とはいえ、鈴村さんの願いが死ぬことだったので、一人死んで大団円が成立するかと言われるとしない気はするのよね。
小早川博士が死んで、惑星ダーウィンが消滅した場合残る4人はどんなエンディングを迎えたんだろう。
IFを考え始めたらキリがないけど、今回の物語のエンディングは全滅エンドただひとつなわけで、ラスト3分の動揺と悲鳴が立て続けに上がる客席の空気は今後忘れることはないだろうなと思う。

 

初めての5人アドリブ劇だったけど、演じるほうは当然だと思うけれど、観るほうも難しいなー!と思った舞台だった。
常に5人が何か仕掛けようと、何か行動を、発言をしようと神経張ってるから、それを察知して拾い続けるというのが観てる側も非常に疲れた。
私だけかもしれないけど、そして同じ舞台を複数回行く人でなければわからないと思うけれど、舞台って初見が一番疲れるじゃないですか。この先に何が起こるのか、誰が何を話すのか、そのとき舞台上にいる人や物の位置はどこにあって役者がどんな表情をして何が動かされてどんな所作をするのか、舞台の天地上下フルに観察して頭の中で高速で処理してるから、初見ってものすごく疲れる。
AD-LIVEは毎回が初見だから、通常公演であっても観終えたあと、どどどっと疲れるwこれが×5人だからその疲労度たるやってハナシ。
面白かったのは確かだけどそれ以上に疲れた~って感想のほうが強いかもしれない。ごめんねw

 

ウチの推しがずーっとあれこれ仕掛けようとしてるのにうまく動けなくてじりじりしてる表情見たから一層疲れたのかもしれないw
あ~、今何か言おうとしたよね? あ~、今の台詞被せられた~! あ~、望んでた展開と違う流れになった~って、数々のチャンスが消えてくたびにじれったくてうっかりモンペ発動してたよw
まあでもきっとそれは5人それぞれにあったんだろうと思うしそれがAD-LIVEって舞台だと思うので野暮なことは言わない。

 

そして推しモンペになったり疲労しまくるのに楽しい、また観たい、と思わせてくれるのがやっぱりAD-LIVEの不思議な魅力なんだろうな。
さーて、円盤予約して通常公演のあとりぶのチケット取ってこようw